Media-Design Tours’06
Media-Design Tours’06 @ 代官山ヒルサイドプラザ, 2006/09/12 慶應SFCのインタラクティブアート、ユビキタス系の研究室が集まって合同で開いた作品展。 作品全体としてアイデア勝負で、細部を詰め切れてないもどかしさを感じた。この技術を使うと例えばこんなプロダクトができますよ、と示してるだけで、実際に作品に触ってみるとまだまだ改善の余地がある。 でもMIT Media Labの標語である「Demo or Die(やってみせれないなら死ね)」にも通じる開発の場の勢いは好きだし、なにより外部からの刺激を受けるために大切だと思う。この中から実際に自分が買えちゃうものが出てくるのが楽しみ。 面白かったのは、 I/O Plant 植物に触れることで、葉の表面を流れる電流の変化を検知して家電製品のスイッチをON / OFFできるキット。 将来的には触れるのではなく声をかけたり、植物自信の感情(実在するのか分からないけど…)の起伏から家電のコントロールを行えるようにするそうな。 コンセントと家電の間にはさむだけ、というシンプルな形で開発してるのがいい感じ。 BiblioRoll 3層の回せる透明な円筒の中に、それぞれ1枚づつ液晶画面が入ってる不思議な物体。 デモでは、本棚から読む本を選び、スクロールして読んだり、気になったところにしおりをつけたり、他の本と関係をもたせるまでのプロセスを試せるようになってた。 開発者の方も語ってたけど、テキストを読むための手段というよりも、FlickrだったりSNSみたいなアイテムとアイテムの関係をたどっていくサービスを閲覧するのに適したインターフェイスかもしれない。 全ての作品を見ていて思ったのが、情報と人間の関係はどんどん近くなっていくにも関わらず、それを実現している技術は専門家しか理解できないぐらい複雑化し、逆に人間からは離れていくということ。行為自体の分かりやすさと、中で動いてる技術の分かりやすさは反比例する。 余談だけど、このイベントの告知ページが新しめのトレンドでいっぱい。 地図はGoogle Mapsだし、展示の様子はFlickr Badgeを使って、digg / del.icio.us / はてブへの投稿ボタンも備えてる。ニーズがあるかは別にして、面白そうな人が作ってそう。
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